お前、可愛すぎて困るんだよ!

「……は?」



「碧くんのお友達って言ってたよ」



「……は?
つか、俺の友達でも、妃莉の友達じゃねーだろ」



「……それは、そうだけど……」



「それに、さっき初めて会ったようなヤツに頼むことじゃないだろ。
ネクタイなんか」



「でも、妃莉……」



“ちゃんと小嶋センパイに断わったもん”



そう言う前に、妃莉を抱き寄せ……。



碧くんは、ネクタイの結び目に指を入れて、キュキュッと緩めた。