すると突然…電話の向こうから美咲ちゃんの声とは違う、懐かしい男性の声がした。
『綾瀬。未来が浮気なんかする訳ないだろう?』
そう笑いながらも、穏やかな声で言う。
「祐太くん……。」
『その写真の相手、綾瀬は見たことないの?』
「見たことない…っていうか祐太くん。私…もう【綾瀬】じゃないから。【鴻上】だから!」
『細かいことは、どうでもいい!
要するに気になるなら自分で聞け!結婚したのに遠慮してたら、これから先、何十年もどうやって一緒に生活していくんだよ。
それに、やりたい時は素直に【エッチしよ♡】って言え!
そんなこと好きな奴から言われたら、男はたまんねぇ~はずだから(笑)』

