そう言うと、また深く深く口づける。 「……みら…。ふ……っっ……」 梨花の恐怖と悲しみは、俺が取り除いてしまおう。 優しい記憶だけが残っていけばいい……。 「ずっと傍に居るから…安心して眠って。」 ギュッと抱きしめると、少し安心したのか、俺の胸の前で手を組むようにして、スゥーと深い眠りに落ちていった。 梨花の頬に残る涙の跡に触れ、ギリッと歯を食いしばる。 梨花をこんな目に遭わせた奴、絶対許せねぇ……