「あまりにも自然で、2人がキレイすぎて瞬きするの忘れてた!」
「私もあんな素敵な花嫁になりたい。」
「RiNちゃんもRENさんも、幸せそうだった~!さすがプロ!」
そんな声を聞きながら、内心焦っていた。
私蓮とキスしちゃったよ…。
未来以外の男の人と初めて…。
今更ながら、真っ赤になっている顔を隠すように、下を向いた時、蓮が話しかけてきた。
「ごめん。梨花…。
あまりにも梨花が可愛すぎて、途中から、本当に自分たちの結婚式だと錯覚してしまった…。
梨花の笑顔見てたら、愛しくて、その……。」
気まずそうに、ゴニョゴニョと口ごもる蓮を見ていたら、さっきまでの驚きの気持ちも収まってきて、
「今回の撮影は、私の勝ちですね。」
私の言葉にビックリしたように、蓮が大きく目を見開くと、
「参った……今回は俺の負けだ。」
と蓮がいつもの笑顔でフワリと微笑んだ。

