私の上司

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修斗さんとの関係もだんだん深くなっていって

最近は毎日が充実してるように思えた。





オフィスの窓から見える桜の蕾が咲く頃にはもっと楽しいのかな…





「なになに？笑
にやけちゃって」




『…えっ？』





思わず上がってしまう口角を隠していなかった自分がたまらなく恥ずかしい。




「いいねぇ。
どうせ部長との事でしょ？笑」





『違いますよ！』






必死に否定しても分かってしまうのだろうけど。
恥ずかしくてパソコンに向かい直すと






「ここの部署に配属された新入社員紹介するぞ。」






修斗さんの声が聞こえて視線を向けると


男性と女性合わせて五、六人が新しげなスーツをきて立っていた。



「真ん中に立ってる子、可愛くない？」


『確かに可愛らしい方ですね…』






ふんわりとしたブラウンの髪をハーフアップで束ねてあって

小柄な女性らしい彼女は




社内の空気を少し変えた。




「丸橋桜です。」





そう名乗る彼女はふんわりと笑った。






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