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梶野さんと離れてから自分のデスクに着くと
修斗さんが少し不機嫌そうな顔で寄ってきた。
「…梶野とはどうだった?」
少し小さめな声には
嫉妬ごころが見え隠れ。
『…ちゃんと断りました』
小さくそう呟くと
修斗さんからは安堵のため息が漏れた。
『…修斗さ』
私が名前を言い終わらないうちに
体は修斗さんの両腕に包まれてて
…息が苦しい。
オフィスには沢山の人がいて
いつ見られるかとヒヤヒヤしてしまうのに。
「…もう離さねぇから。」
一瞬だけ私を抱きしめた修斗さんは
耳元でそっと私に囁いた。
『…修斗さん
やっぱりオフィスでは良くないですよ?』
変な噂が流れるのも嫌だし
こんな所で…
「…なんだよ
どーせなら今日皆帰ってからオフィスで襲ってやろうと思ってたのに。」
涼しい顔でそんな事言われたら
「…顔赤過ぎ。
冗談に決まってんじゃん」
『なっなんでそんな冗談言うんですか!』
私ばっかり…
恥ずかし過ぎる。
「いちいち反応が可愛過ぎんの。」
怪しげな笑みを浮かべて顎を持ち上げる修斗さんに
キュンキュンしちゃうのは私ばっかりなのに。
そっと瞼を閉じて
キスを待つと
「しょうがねぇな。」
修斗さんの唇が重なった。
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梶野さんと離れてから自分のデスクに着くと
修斗さんが少し不機嫌そうな顔で寄ってきた。
「…梶野とはどうだった?」
少し小さめな声には
嫉妬ごころが見え隠れ。
『…ちゃんと断りました』
小さくそう呟くと
修斗さんからは安堵のため息が漏れた。
『…修斗さ』
私が名前を言い終わらないうちに
体は修斗さんの両腕に包まれてて
…息が苦しい。
オフィスには沢山の人がいて
いつ見られるかとヒヤヒヤしてしまうのに。
「…もう離さねぇから。」
一瞬だけ私を抱きしめた修斗さんは
耳元でそっと私に囁いた。
『…修斗さん
やっぱりオフィスでは良くないですよ?』
変な噂が流れるのも嫌だし
こんな所で…
「…なんだよ
どーせなら今日皆帰ってからオフィスで襲ってやろうと思ってたのに。」
涼しい顔でそんな事言われたら
「…顔赤過ぎ。
冗談に決まってんじゃん」
『なっなんでそんな冗談言うんですか!』
私ばっかり…
恥ずかし過ぎる。
「いちいち反応が可愛過ぎんの。」
怪しげな笑みを浮かべて顎を持ち上げる修斗さんに
キュンキュンしちゃうのは私ばっかりなのに。
そっと瞼を閉じて
キスを待つと
「しょうがねぇな。」
修斗さんの唇が重なった。
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