彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





逆算しながら考える。



(少しは寝れるけど・・・・)



ここで寝るより、家で寝た方が睡眠時間が長い。




(でも、瑞希お兄ちゃんが心配だしなー・・・)




いつもなら、固い意志で瑞希お兄ちゃんといる方を選ぶ。

だけど今日は・・・・






(連日のいじめ問題とかで、体力が・・・・!)





とまらないことがわかった『いじめ』。

明日は・・・今日は、どんなことをされるのか。

わからないからこそ、備えたい。



少しでも、戦える状態でいたい。





「凛ちゃん、起こしてあげるから寝ていいわよ?」

「でも・・・」

「もしかして、病院のベットは怖い?」

「そういうわけでは・・・」

「あ、お腹すいてるのね!?」





何を思ったのか、ポンと手叩きながらモニカちゃんが言う。




「そうね、飲み物飲んだらお腹もすくわね!空腹だと寝れないって言うし~待ってて!何か買ってくるから!」

「え!?悪いですよ、モニカちゃん!」

「いーの!今日は凛ちゃんを甘やかそうと思うから!凛ちゃん、良いお友達が出来たからね?」

「モニカちゃん・・・・」

「お祝いは、そのうちしてア・ゲ・ル♪わかったら、良い子で待ってなさい。」

「・・・ありがとう、モニカちゃん。」

「うふふ!どういたしまして!じゃーね♪」





そう言うと、私の目元にチュッとキスしてイスから立ち上がる。





「凛ちゃん、あたしが出たら、鍵をすぐ閉めるのよ!?」

「は、はい!わかりました。」





防犯警報も忘れずに、出かけて行った。




(いい人だな・・・・)




言われた通り、部屋の鍵をかけながら思う。




(考えてみれば、瑞希お兄ちゃんだけじゃなく、モニカちゃんも、烈司さんも良い人。)




獅子島さんも・・・・いい人?

百鬼さんは、良い人間、なのかな・・・・・・・?




〔★凛流の仕分けだった★〕