彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





「じゃあな、凛。」

「うん。またね、カンナさん。帰り、気をつけてね。」

「うはははは!心配せんでもええで、凛!わしら、百鬼はんらに家まで届けてもらうんやからのー!!」

「つーか、男の俺らが送ってもらうとか・・・はずいなぁ~」

「文句言うな、悠斗。ヤクザ相手だったってことで、先輩方が気を使ってくれてんだろう?」

「先輩方!!瑞希さんが起きたら知らせて下さいね!?すぐ来ますから!」

「凛さん!!いつでも呼んでくださいね!?俺は、あなたのためならなんでします!」

「はいはい、わかったから、帰るぞお前ら~!特に円城寺と、可児!永遠の別れじゃねぇーんだからよー?」

「まったくだ。円城寺は自宅に、可児は病室へ叩き込め、皇助。」

「わはははははははは!!」

「だああああああ!?瑞希さーん!!」

「ぐああああああ!?凛さーん!!」



(あーあ・・・・)




獅子島さんの指示のもと、百鬼によって引きずられていく男2人。



〔★強制終了だった★〕




「やれやれ、手間かかりそうだ。じゃあな、モニカ。あとは任せたぞ。」

「凛道共々、瑞希を見ておけ。小動物は脱走する癖があるからな。」

「誰がハムスターですか!?」

「わかってるわよぉ~ん!いってらっしゃーい。」




こうして、集団下校じゃないけど、保護者(?)つきで帰って行ったみんな。

結果、病室にはモニカちゃんと私だけになった。






「うふ!2人っきりね、凛ちゃん?」

「3人ですよ。あーあ・・・瑞希お兄ちゃん、起きないな・・・」





笑顔で問いかけてくるオネェさんに、その発言の訂正してから眠っている人を見る。

ベットに入る前は、ニコニコしながら私と話していた瑞希お兄ちゃん。

でも、横になって1分もしないうちに眠ってしまった。

よほど疲れていたのか、スース―と可愛い寝息まで立てていた。