彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





「ちょ、やめてください!かわいそうですよ!あと、見る方の気持ちになってください!」

〈そういうことだ、田渕組長。さっさと、YESと言ってしまえ。〉

〈だ、だまれ!貴様もだ、ちんちくりん!馬鹿にするなよ、だれがかわいそう・・・〉

〈5号、負荷(ふか)1だ。〉

〈わははは~!〉


ゴキッ!


〈かはっ!?〉




〔★伊織と皇助の合体技、くみちょうの苦しさが3上がった★〕





〈田渕組長、真田瑞希への欲情はやめてもらえるかな?さっさと、YESと言ってしまえ。〉

〈だ、だまれ!なにがあろうと、瑞希は俺の―――――――!〉

〈5号、負荷(ふか)2だ。〉

〈わははは~!〉


ゴキッ!


〈かはっ!?〉




〔★伊織と皇助の合体技、くみちょうの苦しさが6上がった★〕





〈田渕組長、真田瑞希への欲情はやめてもらえるかな?さっさと、YESと言ってしまえ。〉

〈だ、だまれ!なにがあろうと、瑞希は俺の―――――――!〉

〈5号、負荷(ふか)3だ。〉

〈わははは~!〉

ゴキッ!


〈かはっ!?〉




〔★伊織と皇助の合体技、くみちょうの苦しさが9上がった★〕





〈田渕組長、真田瑞希への欲情はやめてもらえるかな?さっさと、YESと言ってしまえ。〉

〈だ、だまれ!なにがあろうと、瑞希は俺の―――――――!〉

〈5号、負荷(ふか)4だ。〉

〈わははは~!〉


ゴキッ!


〈かはっ!?〉




〔★伊織と皇助の合体技、くみちょうの苦しさが12上がった★〕





「・・・むごい・・・」






これは、むごいよ、お母さん。

リピートされる拷問技に、段々と悲しくなる。




「なんか・・・どんどん気の毒なおっさんになっていくなー」

「カンナさん。」




そう感じたのは、私だけじゃなかったみたい。

ケンカの手を止めている味方を見れば、困った顔で画面を見ていた。



「けっ!瑞希さんに迷惑かけたバチがあたってんだよ!」

「そうだけどよー可哀想な奴になって行ってるぞー?」

「もはや、組長の肩書が空しいぜ。ダサイな・・・」

「うははははは!こりゃあー泣くしかないのぉー!?なぁ、凛!?」


「君は常に笑ってるけどね、ヤマト。」




そう言ってから、チラッと周囲を見渡してみる。

敵であるはずの蛇の目も、元SHIELDも、立ち尽くしていた。

多分、どうしていいのかわからないのだろう。



〔★微妙な空気が流れている★〕