「うぐ!?」
可児君のパンチで倒れる羽柴。
へたれこみ、顔だけを可児君へと向けながら呟く。
「か・・・・可児、なんで・・・!?」
「そ、そうだぜ!いきなり殴りやがって!」
「ひどいじゃねぇか、ツレだろう!?」
「ツレじゃねぇ。」
焦る他の元SHIELDに、可児君は言った。
「俺は『龍星軍』の可児良信だ。テメーら、なんぞ知らねぇ!!」
「可児君・・・。」
「下心見え見えで、薄い友情うたいやがって!友情は年数じゃねぇってことは、凛道蓮さんを見て俺は悟ったんだ!あわよくば、俺を利用して凛さんに近づこうなんじゃ、100万年たって無不可能なんだよ!!恥を知れ!!」
「くっ・・・!」
「可児君。」
(よかった・・・・)
迷ってたみたいだけど、よかった。
(そこは、同情しちゃダメだもんね?)
自然にそう思えた。
「そうだよ、可児君は俺らの仲間だ。」
「り、凛さん!?見て・・・!?」
「俺らも見てたよ、バーカ!」
「一瞬裏切るかと思ったぜ?」
「うはははは!」
「オメーらも!?」
「そういうことだ、元SHIELDの諸君(しょくん)。」
焦る可児君に近づくと、ポンとその方を叩いてから下を見る。
固まっている奴らに言った。
「お前らSHIELDは、可児君に捨てられたんだよ。」
指さしながら、総長らしく吐き捨てる。
「いいかげん、愛想つかされたって自覚しろ?もっとも、可児君の良さがわからない奴に、可児君は二度と渡さない!覚えとけ!」
「なっ!?」
「そのセリフ!?」
「凛さん・・・!」
「ん?なに?どうしたの、可児君まで?」
なぜか、びっくりした顔をする可児君達。
そんなにキザな台詞を言ってないとは思うけど・・・・?
とりあえず、可児君を見る。
彼は目を見開いた後で、真顔に戻りながら言った。
「凛さん、俺・・・・あんたに一生ついて行くぜ!惚れ直したっ!!」
「え!?あ、うん、そう・・・?ありがとう・・・?」
〔★凛は意味がわかっていない★〕


