彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




私よりも体が大きいのに、筋肉もあるのに、強そうなのに、おびえてる男子達。





「押し売りはやめてください。」





だから、見てられなくなった。




〈ちんちくりん!?〉

「凛!?なにを言って・・・」

「現実です、瑞希お兄ちゃん。」




後ろからの心地よい声にそう変えずと、脅す相手に言ってやった。




「大人のくせに、子供のすることに口出しして、ダサいよ?ヤクザのおじさん?」

〈逃げられると思うなよ、悪ガキ。瑞希は俺の物だ。〉



「いいえ、瑞希お兄ちゃんは瑞希お兄ちゃん自身の物です。誰の所有物でもない。」

「凛・・・。」


「蛇の目に元SHIELDも、ばかな大人に付き合うことないぜ。もめないのが一番だろう?」




こんなつまらないことで、犯罪者になる必要はない。




「人殺しをしなきゃ仲間じゃないって言うようなら、本当の仲間じゃない。俺なら、大事な友達にそんなことは言わない。」

「凛!」

「凛さん!」

「凛道・・・」

「うははは~よくゆーたで!」


「そういうことだから、怖いことをしちゃダメです。好きでもない殺し合いしても、嫌なだけでしょう?」




言い聞かせるように、敵達に呼びかける。

ケンカにならないように言ったけど。




「ざ、ざけんな!馬鹿にしやがって!」

「はい?」

「ガキ相手にするみたいな言い方だな、オイ!?なめてんのか!?」

「え!?」

(あれ!?言い方が、まずかった!?)




そう振り返ったところで遅かった。



「オメーには、ボロクソにやられたんだ!」

「見張りして多2人は入院中だしよー!」

「あの時の恨みは忘れてねぇぞ!」

「ここまできて、引けるかよ!」

「お前を倒せば、名も上がるしな・・・!」


「あれー!?」

「凛・・・・!」



戸惑う私に、瑞希お兄ちゃんが頭を抱えていた。




「僕・・・言い方が悪かったですか?」

「ソフト過ぎたかもな・・・」




〔★面倒くさい連中だった★〕