私よりも体が大きいのに、筋肉もあるのに、強そうなのに、おびえてる男子達。
「押し売りはやめてください。」
だから、見てられなくなった。
〈ちんちくりん!?〉
「凛!?なにを言って・・・」
「現実です、瑞希お兄ちゃん。」
後ろからの心地よい声にそう変えずと、脅す相手に言ってやった。
「大人のくせに、子供のすることに口出しして、ダサいよ?ヤクザのおじさん?」
〈逃げられると思うなよ、悪ガキ。瑞希は俺の物だ。〉
「いいえ、瑞希お兄ちゃんは瑞希お兄ちゃん自身の物です。誰の所有物でもない。」
「凛・・・。」
「蛇の目に元SHIELDも、ばかな大人に付き合うことないぜ。もめないのが一番だろう?」
こんなつまらないことで、犯罪者になる必要はない。
「人殺しをしなきゃ仲間じゃないって言うようなら、本当の仲間じゃない。俺なら、大事な友達にそんなことは言わない。」
「凛!」
「凛さん!」
「凛道・・・」
「うははは~よくゆーたで!」
「そういうことだから、怖いことをしちゃダメです。好きでもない殺し合いしても、嫌なだけでしょう?」
言い聞かせるように、敵達に呼びかける。
ケンカにならないように言ったけど。
「ざ、ざけんな!馬鹿にしやがって!」
「はい?」
「ガキ相手にするみたいな言い方だな、オイ!?なめてんのか!?」
「え!?」
(あれ!?言い方が、まずかった!?)
そう振り返ったところで遅かった。
「オメーには、ボロクソにやられたんだ!」
「見張りして多2人は入院中だしよー!」
「あの時の恨みは忘れてねぇぞ!」
「ここまできて、引けるかよ!」
「お前を倒せば、名も上がるしな・・・!」
「あれー!?」
「凛・・・・!」
戸惑う私に、瑞希お兄ちゃんが頭を抱えていた。
「僕・・・言い方が悪かったですか?」
「ソフト過ぎたかもな・・・」
〔★面倒くさい連中だった★〕


