彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





「こ、これは!?」




私たものに目をやる可児君に、漢モードで答えた。




「そうだ。可児、お前の特服だ。俺らと同じ龍星軍の・・・・」

「えっ!?」


「「「えええ!?」」」

「な、なんだとっ!?」




私の言葉に、可児君だけじゃなく、周りの敵と蛇塚まで声を上げる。





「お、俺の特服!?」

「な・・・なんで可児が龍星軍!?凛道、どういうことだ!?」


「猫に小判って言葉、知らねぇの?」






なぜか慌てる蛇塚達に、男らしい口調で私は話す。




「価値のわからない奴が、価値のあるものの使い方を知らなきゃ、役立たずって意味だ。」

「なっ・・・!?」

「蛇塚、可児良信は俺がもらった!引っ込んでろや・・・!!」

「凛道テメー!?」

「凛さん!?」

「可児、お前はもう俺らのツレだ。仲間で友達なんだ。いい加減、古い付き合いはやめな。オメーが一緒にいて、元気が減るような奴らとつるむのは、この俺が許さねぇ。」

「り、凛さん・・・・」

「わかったら、さっさと着替えろ。印つけなきゃ、同士討ちになるぞ?」

「・・・はい・・・!」




キザな台詞で決めれば、一度うつむいてから可児君が答えた。

そして、袋から特攻服を取り出して切る。




バサッ!



神妙な顔で袖を通す可児君。

そんな彼に漢モードで声をかけた。




「へぇー似合うな、可児?着心地は?サイズはどうだ?」

「はい・・・!すっげぇーいいっす、凛さん・・・!四代目・・・!」

「そりゃあ、よかった。おそろいだな。」

「はい!」





それでやっと、笑顔になったのでホッとした。

目が赤い気がするけど、顔面にも攻撃受けたのかな?



「うはははは!凛の言うように、なかなかやなーハゲ君!」

「五分刈りだ、ボケ!」

「お前涙もろいな?」

「泣いてねぇーよ!」

「あーあ。これだから男はよぉ~」




〔★可児は凛に男泣きしていた★〕
〔★ただし、凛は気づいていない★〕