「こ、これは!?」
私たものに目をやる可児君に、漢モードで答えた。
「そうだ。可児、お前の特服だ。俺らと同じ龍星軍の・・・・」
「えっ!?」
「「「えええ!?」」」
「な、なんだとっ!?」
私の言葉に、可児君だけじゃなく、周りの敵と蛇塚まで声を上げる。
「お、俺の特服!?」
「な・・・なんで可児が龍星軍!?凛道、どういうことだ!?」
「猫に小判って言葉、知らねぇの?」
なぜか慌てる蛇塚達に、男らしい口調で私は話す。
「価値のわからない奴が、価値のあるものの使い方を知らなきゃ、役立たずって意味だ。」
「なっ・・・!?」
「蛇塚、可児良信は俺がもらった!引っ込んでろや・・・!!」
「凛道テメー!?」
「凛さん!?」
「可児、お前はもう俺らのツレだ。仲間で友達なんだ。いい加減、古い付き合いはやめな。オメーが一緒にいて、元気が減るような奴らとつるむのは、この俺が許さねぇ。」
「り、凛さん・・・・」
「わかったら、さっさと着替えろ。印つけなきゃ、同士討ちになるぞ?」
「・・・はい・・・!」
キザな台詞で決めれば、一度うつむいてから可児君が答えた。
そして、袋から特攻服を取り出して切る。
バサッ!
神妙な顔で袖を通す可児君。
そんな彼に漢モードで声をかけた。
「へぇー似合うな、可児?着心地は?サイズはどうだ?」
「はい・・・!すっげぇーいいっす、凛さん・・・!四代目・・・!」
「そりゃあ、よかった。おそろいだな。」
「はい!」
それでやっと、笑顔になったのでホッとした。
目が赤い気がするけど、顔面にも攻撃受けたのかな?
「うはははは!凛の言うように、なかなかやなーハゲ君!」
「五分刈りだ、ボケ!」
「お前涙もろいな?」
「泣いてねぇーよ!」
「あーあ。これだから男はよぉ~」
〔★可児は凛に男泣きしていた★〕
〔★ただし、凛は気づいていない★〕


