彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「いや~!やっぱ、おもしろいやっちゃな、凛は!?」

「面白いって、僕はー・・・」

「そこまで言ってくれてんねん!この場は、これで納めたらええやろう、えんなんとか君?」

「円城寺だ!引っ込んでろ!」

「せやかて~!当事者の自分が引っ込まんと、誰がひっこめるんや~!?なぁ、カンナちゃ~ん!?」

「・・・ムカつくけど、そいつの言う通りだぜ、大河?あんた、龍星軍になったんなら、少しは凛を立ててやれ。」

「カンナ!てめっ!?」

「そういうわけで、悪いな、悠斗、秀。あたしと大河は龍星軍に入る。」



円城寺君をなだめた後で、カンナさんは他の爆裂弾2人言う。




「カンナ・・・マジかよ!?」

「気持ちは分けるけどよ・・・」

「すまねぇ。抜け駆けして・・・」


(そういえば、どうなるんだろう?)




ここで疑問が浮かぶ。




(私が爆裂弾に2人を誘えば、爆裂弾はどうなるんだろう?)




もしかして、私がしたことって引き抜きなの!?


(そんな!ずっとグループでいたみんなを引き裂くような真似したなんて・・・最低じゃない!?)



〔★それだと、瑞希目的で入団した大河の方が最悪だ★〕




「ま、待って下さい!カンナさんも、爆裂弾の2人も!」


「凛?」

「あ?どうした龍星軍の4代目総長さん?」

「俺らになんだってんだ!?」



カンナさん以外の、私をにらんでくる爆裂弾男子を見て考える。




(一番いいのは、彼ら二人も龍星軍に誘うことだけど・・・・それをすると爆裂弾がなくなっちゃうよね?)




爆裂弾を縮小させるのも悪いけど、龍星軍に全員引き込んだら爆裂弾が吸収されたって世間は思うし・・・・




(それこそ、SHIELDと蛇の目の合体みたいに思われて嫌だし・・・)




とはいえ、このカンナさん達の人間関係に影響を及ぼすのもなんとかしたい・・・


どうすれば、上手く収まるか。





(企業の引き抜きじゃないし、部活の助っ人でもないし~・・・・ん?部活?)





そう思った時、瞬く間に良い考えが浮かんだ。





(それよ!その案でいこう!)




意を決して私は言った。