「うははは!任せときぃ~!」
私の救援要請に、グッと親指を立てながらヤマトは答えてくれた。
「うはははは!わしの見てるところではなんもないけど、わしの見てへんところは知らへんなー!」
「てことは、俺らの見てないところで口説いたかぁァァァ!?」
「なんでそーなるの!!?」
〔★問題が悪化した★〕
真っ赤な顔で怒る悠斗君にどうしようかと思う。
しかし、それはすぐに収まった。
「いい加減にしろ、悠斗!」
「カンナ!?」
「あたしが凛に口説かれたこと、悠斗と秀には悪いと思ってる・・・」
「カンナさん!?」
真面目に語るカンナさんに、悠斗君の顔が青くなる。
「マ、マジかよカンナ!?そ、それじゃあ、凛道のこと~!?」
その原因を聞く前に、カンナさんが言った。
「そういうわけだから、凛にここまで頼まれちゃ・・・龍星軍に入ってやるしかないだろう?」
「へ?」
「ほっとけないから、口説き落とされてやんだ。悪く思うなよ。」
「って、そっちの口説く!?」
(そっちって・・・??)
〔★口説くの意味が違ったらしい★〕
なにやら、変な勘違いが起きていたのだと察する。
「あのーなんだと思ったんですか、悠斗君??」
「う、うるせぇよ凛道!!」
確認を込めて聞けば、青かった顔を赤くしながら答える悠斗君。
気にはなったけど、顔色がよくなったのでこれ以上はやめておこうと思った。
「うはははは!ほな、話がまとまったところで~わし、秀君の後ろに乗るわー!静かなのも、怒りっぽいのも、カンベンやからな~」
「って、グラサン!?テメー勝手に乗り込むなよ!?」
それまで腕組みしてみていたヤマトが、悠斗君の単車の後ろへと腰を下ろす。
〔★無許可で乗車した★〕


