「ちょ、カンナ!?なんで凛道のバイクに乗るんだよ!?」
「本人に返せよ。オメーは、悠斗のケツにでも乗ってやれば~」
「うるせぇよ!」
悠斗君と秀君にそう言うと、ソッポを向きながら彼女は言う。
「『頭』守って運転すんのが、仲間の務めだろう?」
「「はあ?」」
「どういう意味だ、カンナ?」
声を合わせる2人とは別に、円城寺君が低い声で聞く。
これにカンナさんは、真面目な顔で言った。
「悪いけどあたし・・・・龍星軍するから。」
「「「はああ!?」」」
「え?」
「うはははは!」
カンナさんの返事に、円城寺君の表情も変わる。
悠斗君も秀君も、戸惑った様子でカンナさんに声をかける。
「冗談だろう!?カンナぁ!?」
「マジで、龍星軍に・・・!?」
「そうだよ。」
気まずそうな視線を、一度私に向けてから言った。
「仕方ないだろう?こいつのお守りできるの、あたししかいなさそうだもん。」
「お守りって、カンナさん・・・」
「まぁ、あたしがお前を守ってやる!そういうわけだから、そのつもりでいろよ、凛。」
「カンナさん・・・!」
照れながら言う彼女の言葉を、必死で解読する。
「つまり、友達として、龍星軍を支えてくれるってことですか・・・?」
「そ、そんなとこだな!フン!」
「カンナさん!」
友達からの申し出に嬉しくなる。
握り合っていた手の力も強くなる。
それでカンナさんが私を見る。
恥ずかしそうにしてる彼女に、嬉しい気持ちでお礼を言おうとしたんだけど・・・
「なんでそうなるんだ、カンナ・・・!?」
「俺らが来るまでなにがあった!?凛道、カンナをたぶらかしやがったのか!?」
円城寺君以外の爆裂弾男子から不満が上がる。
それで自分のよくない状況を知る。
(ヤバい!私悪者になりかけてる・・・!)
身に覚えのない罪状に、慌てて彼らを見ながら言った。


