彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




ありのままに伝えれば、大きなリアクションで返してくれるカンナさん達。



「目かく・・・はあ!?凛、そんなことしてたのかよ!?」

「やっぱり、ジャックフロストだ!普通じゃねぇぞ!?」

「よく、車とぶつからなかったな?怪我もないのか?」

「はい、秀君。狙いを定めてから、シートベルトしました。」



「「「「計画的だな、オイ!?」」」」

「うははははは!上手いの~!一本取られたわ!さすがや、凛!」


「えへへへ!ありがとう、ヤマト!」

「そこ、褒めんな!照れるな!」

「カルシウム不足か、えんなんとか君~!?みけんにシワつくると、老化が加速するデでー!?」

「大きなお世話だ、ボケ!!」

「まぁまぁ。円城寺君は、そういう性格なんですよ、ヤマト?」

「俺のアドレナリンは、オメー限定で上がるんだよ凛道馬鹿野郎―!!」




ウ~ファンファンファン!!






にぎやかになったところで、よくないサイレンが聞こえてきた。




「ヤベ!サツだ!」

「おしゃべりはあとだ!バックレるぞ!」

「悠斗君、秀君。」


ギュン!バッバッバッ!




そう伝える彼らのハンドルは、警察のサイレントは逆方向を向いていた。



「凛、あたしらも逃げるぞ!」

「え?でも、あいつらは・・・」




のびてる誘拐犯たちのことを聞けば、呆れながらカンナさんは言った。





「心配すんな!さらった相手に逆襲されて事故られましたって話した時点で、奴らの方が罪が重くなる!1人にやられたなんてカッコ悪くて言えやしねぇーよ!」

「そうですか・・・」

(じゃあ、病院とかもいいのかな・・・)




少し、罪悪感もあったが、仕方ないとあきらめる。





「ほら行くぞ!オラ、どきなヤマト!」

「おお!?なにすんねーん!?」

「凛、乗れ!あたしが運転する!」




そう言って、ヤマトをバリオスからどかすと、私のバイクにまたがりながら言うカンナさん。

これに悠斗君と秀君が声を上げる。