男達の証言により、いきなり車に押し込まれた理由はわかった。
黒幕も確認できた。
あとは――――――
(逃げるだけ。)
「もういい!お前、目的地につくまで黙ってろ!!」
そう言われた瞬間、私の首の包丁が肌から離れた。
(今だ!!)
助かるなら、今しかない!
ここで行動しなきゃダメ!
だから、両手を素早く動かした。
「えい。」
「ぎゃっ!?」
「「「「「「えっ!?」」」」」」
私の行動に、全員が驚く。
「ぎゃー!?やめろ!なにしてる!?」
特に約一名。
大慌てとなる。
だから答えてあげた。
「はい♪目隠しです。」
「「「「「「ぎゃああああああああああああああ!!?」」」」」」
〔★凛のスマイル発動、敵は悲鳴を上げた★〕
そう。
車内で戦闘しても、取り押さえられるのはわかってる。
どうせ、同じ怪我するなら、助かる確率を選択した方がいい。
〔★命にかかわる怪我になる★〕
(やるからには、徹底的に!1人でも多く道連れにするのが龍星軍の教えよ!)
「ということで、目隠しでーす。」
「どういうこだよ!?」
「やめろやめろ!手を離せ!」
それで、ポカーンとしていた他の人も動き出す。
やっと正気に戻った敵達が、慌てながら私を引きはがそうとする。
それで、可哀想だと思ったけど私も動いた。
「えい。」
プス!
「ぎゃー!?めがー!!」
キッキッキッ!!
中指で、運転手の片目に手を入れた。
〔★凛のワンプッシュ、眼球にダメージを与えた★〕
「「「「「「「うっ・・・・あああああああああああ!?」」」」」」
指一本動かしただけで、車は激しく揺れる。
「やめろ、とめろ!うわ!包丁が!」
目隠しのかいがあって、刃物は私から離れる。
「ぎゃあ!?刺さった!いてぇ~!」
「うわ!?ごめんマサオ――――!」
「むちゃくちゃだぞ!」
ただ、他の人に刺さると思ってなかった。
〔★運転手以外にも被害が出ている★〕


