彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「あの、その話は本当なんですか?」

「俺がウソ言ってるように見えるか?」

「ライター型のつまようじ入れを本物のライターだと言い張って、僕を補導しようとした過去をお忘れですか?」

「オメーも根に持つな!?自分が蛇の目のヤンキー共に狙われてんのは知ってんだろう!?おまけに、可児を助けるために蛇塚をぶっとばしてる!報復として、金かけられて追い回されることはわかってただろう!?」

「十文字パーキングの治安が悪かったとわかっていたのに、一般市民からの要望に応えなかったおまわりさんに言われたくないです。そっちこそ、わかってるんですか?」

「ああ言えばこう言い、こう言えばああ言い!マジで、口が達者だよオメーは!」

「ありがとうございます。」

「だから真面目に礼を言うな!」

「フジバラさん・・・やっぱり、こいつは天然です。」



〔★それも無自覚タイプだ★〕




(大体の話はわかった・・・・)



目の前で、ジュースを一気に吸いあげるおじさんを見ながら考える。



(蛇塚は、私にやられたことを逆恨みして、私を賞金首にした。お金をかけることで、探す側の人数を増やして、私を見つけやすくしたんだわ。)



金額も数十万なんて・・・うちのお父さんより、たくさんもらえるってこと?


〔★気にする点がおかしい★〕




(でも、効率の良い考え方ではある。1人見つけて、連れて行くだけでもらえるなら、私もするもんね・・・。)




学生しながらアルバイトするのは大変。

みんな親からのお小遣いでやりくりしてる。

私だってそう。

4代目総長をはじめてから、貯金箱のお金の減りが早い。




(凛道蓮用の変身セットはお金がかかるからね・・・)




「おじさん。」

「あ!?なんだ!?俺らがオメーに警告しに来た理由がわかってビビってんのか!?」

「そうではないです。念のためにお尋ねしますが・・・・。」

「なんだよ?」



「自首した場合は、僕にお金が入るんですよね?」

「「なに言ってんだよオメーは!!?」」




〔★凛は賞金の行方を聞いた★〕