彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)






口に入ったプチトマトを転がす。



(突然だったとはいえ、どうしよう・・・)



飴をなめるみたいに、プチトマトをコロコロする。




(瑞希お兄ちゃんからのプチトマト・・・・食べずらい。)




むしろ、食べるのがもったいなーい!!


なかなか、噛めなくて口の中に入れていたら・・・





「こら、行儀悪いぞ、凛?」


プニっ!




プチトマトでふくらましていた方を、瑞希お兄ちゃんの指でプッシュされる。




〔★瑞希からのこうげき★〕




「っ!?す、すみません!」

「早く食っちまえ。そんなにプチトマト好きなのか?」

「は、はい!」

「なんだ、そうならそうと言えよ~?ほら、まだあるから惜しまず食べろ~なくならねぇーからよ。」

「わ、わかり―――――!」



プ二ップ二ッ!




そう言いながら、プチトマトでふくれた頬を突っつく。

連打してくる。




プニップニップニッ!






「ちょ、瑞希お兄ちゃん!?」

「ほれ、ほれ♪早く食べねぇーと、外からつぶすぞ?」


プニっプニっ!





ケラケラ笑いながら言ってるけど、本気でつぶす力ではない。

完全にからかっている力のゆるさだ。





「ちょ・・・お兄ちゃんダメだって!」






慌てて、右へ左へプチトマトを移動させるけど。





プニっプニっ♪


「ほれほれ、早く噛んじまえ♪」



追いかけまわすように、プッシュしてくる。




(あああ~!遊ばれてるとわかってるけど――――――――――楽しいっ!!)




食べ物で遊んではいけないけど!

この時間が楽しい!

構われてる幸せ!




〔★瑞希からの連続プッシュ、凛はかむ気が出ない★〕