彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「な、なんかよくわかりませんが・・・助かりました。ありがとうございます、おじさん。」

「やめろ!ヤンキーにお礼を言われちゃ、胸くそ悪い!」

「じゃあ、お礼は言いません。代わりに、監督不行き届きで最低だとお伝えします。」

「そうだけどこの野郎!!」

「マジで、ジャックフロスト!?」


(そんなひどいこと言ってるかな、私・・・・?)



〔★凛の毒舌発動、本人に自覚はない★〕




いきなり現れた警察に驚きつつも、聞くことだけは聞いた。





「あの~おじさんのことは知ってますが、僕に手錠かけたのはどちら様で?」

「そういえば、話すのは初めてだったね?僕は~」

「うちの若手で出世コースに乗っかってる岩倉って奴だ。数年後には、俺の上司になる。」

「え!?これが!?」

「ちょ、フジバラさん!?勝手に自己紹介しないでくださいよ!お前も、『これ』ってどういう意味だ!?」

「エリートコースということは・・・筆記試験がメインで昇給するというパターンですか?それなら、おじさんの未来の上司というのもわかりますが・・・大変ですね。」

「そうだろう。こいつ最初、米を洗剤で洗ったレベルでな。世間知らずのお金持ちで、良いところの坊っちまってんのは、みんなこうなのかねぇ~?」


「って、何言ってんだ、凛道蓮!フジバラさんも、ヤンキーとシミシミ語らないでください!」



〔★追う者と追われる者の意見が一致した★〕




「なるほど、苦労知らずということですか~道理で、いきなり僕に、手錠をかけるはずです。」

「まぁ、そのままぶち込んでもよかったが、今日はそういうつもりで、坊やに会いに来たわけじゃねぇんだ。」

「え?何か御用ですか?」

「御用にはしてぇけど、おしゃべりの御用だな。」


(『捕まえるの御用』と『用事の御用件』を、かけているのだろうけど・・・)



〔★さむいオヤジギャグだ★〕