彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




凛は、敵である可児の馬鹿を助けるために、奴を龍星軍に入れると言い出した。



(あたしをさしおいて、あんなハゲと・・・・!)



しかも、友達になろうとか言いだした。

よりによって、戦った昨日まで敵だった奴を無条件で仲間にするとほざきやがった。

簡単に、龍星軍のメンバーにすると言う凛にムカついた。




(あいつ、『龍星軍』がどれほどの価値があって、重たいもんかわかってない!!)




真田先輩達が立ち上げたヤンキーブランドと言ってもいいぐれー、武勇伝のあるイカしてるチーム。

龍星軍になりたいヤンキー達は星の数ほどいいたが、好き嫌いの激しい瑞希さん達は自分たち以外は入れなかった。

それもあって、龍星軍は高嶺の花みたいな感じで、不良達から一目置かれる存在だった。

強くて、カッコよくて、憧れの的だった。

真田先輩達の引退後は、2代目達に引き継がれたけど・・・けっきょくは初代達が解散させた。

真田先輩達が、龍星軍を解散させるしかなかった『事情』は理解していたけど、ここで終わらせるのは惜しいと思った。




(あたしらなら、2代目みたいなヘマはしない!)




引き継ぎたい、立派に務めを果たしたいとあたし達は思った。

だから、真田先輩達のところへ通ってお願いした。






(龍星軍を継がせてくれって・・・・!)






結果、願いは叶わなかった。

龍星軍は復活したけど、大河は総長にならなかった。

代わりに、凛が総長になった。

凛は初代龍星軍メンバーが認めた4代目として、ヤンキー界にデビューした。

これに悠斗達は文句を言ったけど、あたしはそれでよかったと思う。





(凛がなっても、悪くないって言うか・・・・)




凛道蓮って人間を知って、凛が龍星軍4代目総長でもいいと思えた。

元々、あたしが龍星軍の4代目レースに凛を巻き込んだって気はしてた。



〔★気ではなく、その通りだ★〕