あわてて電源を入れれば、呆れた様子でモニカちゃんが言った。
「そうだと思った~!じゃあ、みーちゃんの代わりに伝言するけど、『今だけ』1人で行動しちゃダメよ?」
「え?1人では・・・出かけませんけど?」
「あら?バイク取りに来たのは、1人で出かけるからじゃないのぉ~?」
「いいえ、人を待たせているので。」
「なんですって!?あたしに許可なくデートぉ!?」
「ち、違いますよ!昨日のことで、カンナさんと会いますので~!?」
「もっとダメじゃない!!?」
「ぐえ!?」
そう言うなり、私の首を絞めるモニカちゃん。
同時に、ジェラシー的な顔が迫る。
「凛ちゃん、相手が女だからって油断しちゃダメよ!?女を見たら、肉食獣だと思いなさい・・・!?」
「百鬼さんですか!?」
「お黙り!いいこと、絶対に、エッチなことしちゃダメよ!?」
「しませんよ!謝りに行くだけです!」
「あら?昨日の発言、悪いと思ってるの~?何がいけなかったか、わかったんだ~?」
「わかってます!だって・・・カンナさんが、一番最初の友達だったんです!それなのに、彼女を差し置いて、先に可児君を誘ってしまったので・・・カンナさんが傷つくはずです!」
「そーくるか。」
ははん!と言う顔で、モニカちゃんが私から手を離す。
それでストンと、下へ落ちる私。
ドスン!
「痛!?」
自由になったと同時に、お尻を打った。
「あらやだん!?ごめんね~びっくりしちゃって落しちゃった~!」
そう言うと、いつも通り乙女全快でモニカちゃんが私を抱き起す。
「ごめんね~痛かったでしょう~!?お~よしよし!」
「って!?さりげなくお尻をなでまわさないでください!セクハラですよ!?」
「あら~ん、頭撫でるのと同じじゃない?看護の意味でしてるわけで、やましい気はないわ!ぶつけたところは、ナデナデしてぇ~・・・凛ちゃんの尻・・・うふふっふ・・・!!」
「まったく、そう見えないんですけど!?」
頬を染めながら、危ない目で私のお尻をなでるオネェさん。
〔★ナチュラルハラスメントだ★〕


