彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




あわてて電源を入れれば、呆れた様子でモニカちゃんが言った。



「そうだと思った~!じゃあ、みーちゃんの代わりに伝言するけど、『今だけ』1人で行動しちゃダメよ?」

「え?1人では・・・出かけませんけど?」

「あら?バイク取りに来たのは、1人で出かけるからじゃないのぉ~?」

「いいえ、人を待たせているので。」

「なんですって!?あたしに許可なくデートぉ!?」

「ち、違いますよ!昨日のことで、カンナさんと会いますので~!?」

「もっとダメじゃない!!?」

「ぐえ!?」



そう言うなり、私の首を絞めるモニカちゃん。

同時に、ジェラシー的な顔が迫る。



「凛ちゃん、相手が女だからって油断しちゃダメよ!?女を見たら、肉食獣だと思いなさい・・・!?」

「百鬼さんですか!?」

「お黙り!いいこと、絶対に、エッチなことしちゃダメよ!?」

「しませんよ!謝りに行くだけです!」

「あら?昨日の発言、悪いと思ってるの~?何がいけなかったか、わかったんだ~?」

「わかってます!だって・・・カンナさんが、一番最初の友達だったんです!それなのに、彼女を差し置いて、先に可児君を誘ってしまったので・・・カンナさんが傷つくはずです!」

「そーくるか。」



ははん!と言う顔で、モニカちゃんが私から手を離す。

それでストンと、下へ落ちる私。




ドスン!

「痛!?」




自由になったと同時に、お尻を打った。



「あらやだん!?ごめんね~びっくりしちゃって落しちゃった~!」



そう言うと、いつも通り乙女全快でモニカちゃんが私を抱き起す。



「ごめんね~痛かったでしょう~!?お~よしよし!」

「って!?さりげなくお尻をなでまわさないでください!セクハラですよ!?」

「あら~ん、頭撫でるのと同じじゃない?看護の意味でしてるわけで、やましい気はないわ!ぶつけたところは、ナデナデしてぇ~・・・凛ちゃんの尻・・・うふふっふ・・・!!」

「まったく、そう見えないんですけど!?」



頬を染めながら、危ない目で私のお尻をなでるオネェさん。



〔★ナチュラルハラスメントだ★〕