彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





良い匂いのする物体を、フォークで刺して、パクッと口に入れた。




「美味しい。」




切り分けてもらったローストビーフは絶品だった。

私の言葉に、作った人が嬉しそうにする。




「ほんとぉ~!?凛ちゃん!?」

「うん、美味しいです!モニカちゃん、料理上手なんですね?」

「おほほほほ!いい子ね、凛ちゃん♪もっとお食べなさい!」

「わぁーい♪」

「よかったな、凛。モニカの飯は美味いからな。ほら、こっちのテリーヌも美味いから食ってみろ。」

「ありがとう、瑞希お兄ちゃん!」




瑞希お兄ちゃんの隣で、美味しいご飯を食べて幸せが増す。

サプライズで用意された私の部屋に、私と瑞希お兄ちゃんとみんなで夕食を取っていた。

モグモグしながら食べれば、チラチラと視線を受ける。

4つの目玉が私を見ていた。





「パンも美味いか、凛?」

「うん♪」




それを気にすることなく、瑞希お兄ちゃんを見つめる。

瑞希お兄ちゃんもお兄ちゃんで、私の食べる様子をニコニコ顔で見ながら言った。


「じゃあ、いっぱい食べろよ~大河もカンナも、遠慮するな。」

「はあ・・・・じゃあ、いただきますが~」

「凛のそれは何なんすか・・・・!?」


「カンナさん、人を指さすのは良くないよ?」




モグモグしながら言えば、カンナさんが顔をひきつらせながら言う。




「じゃあ、言わせてもらうけどよ~!オメーの飯の喰い方は良いのかよっ!?」





そう語るカンナさんは、私の口元に注目していた。




「なんで、口に巻いた布の下から食料を摂取してんだ、オメーは!?」


「あ、そういうことでしたか・・・」


(だから、円城寺君と2人で私を見ていたのね。)







4つの目の正体は、爆裂弾の二人。

上がった疑問に、とりあえず答えた。