彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「るのあが、めっちゃ荒れちゃったから、言い出せなくなって・・・・菅原さんのせいにしちゃったらしいの。」

「わ、私のせいに?」

「ほら、みんなが噂してた恋愛問題的な意味で・・・。すぐに収まるとか思ってたらしくて・・・でも、長引いちゃったから、それでアダムも、昨日までずっと言い出せなかったの・・・謝るタイミングも・・・」

「そうだったの?」


(もしそうなら、完全なゲスじゃねぇか。)



〔★凛の好感度はますます下がった★〕




(それなら・・・謝りにくくなるけど・・・)



男なら、もっとビシッとしなさいよ!

ホント、感じ悪いな、あの顔しかとりえのない男!!


内心イライラしていれば、目を潤ませた渕上が言った。



「本当にごめんなさい、菅原さん!あたし、二度と、菅原さんにひどいことしない!神様に、先生の前でも誓うから・・・!お願い、信じて!!」

「渕上さん・・・・」



真顔で言う相手に、少し考える。

ハッキリ言って、今までうけた痛みを許すと言うのは嫌だ。

彼女達が謝ってくれている理由を聞いていたら、段々と・・・・・




「渕上さん。」

「はい。」

「もう・・・・私を、叩いたり、いじめたり、物を隠したりしませんか・・・?」



(許してもいいんじゃないかな・・・・?)



そんな気持ちになった。

元々、争い事は嫌い。

それがなくなるなら、私はそうしてもらった方がいい。

確認を込めて聞けば、私へと顔を向けながら渕上さんは言った。




「しませんっ!!」




ハッキリと、断言してくれた。




「ごめんなさい・・・きっと、謝るぐらいじゃすまないと思うけど、私酷いことして・・・!」


「うっうっ・・・るのあ・・・」

「フッチー・・・!」




これに他の二人は、うつむいたたまま、肩を震わせている。

私が見つめるな中、いじめっ子達は、たえまなく、おえつをこぼし続けていた。