「いたい・・・・」
「やだ~ゴミにモロ当たったし~」
「的が近いといいよねぇ~」
「てか、やりすぎかな?泣いちゃうんじゃない~?」
「っ・・・・!」
(泣くものか!)
悔しくて、投げられたごみを後ろのゴミ箱に入れる。
放っておいてもよかったら、そうすれば、私の周りをゴミだらけにされる。
だから、何も知らない教師達は私に言うのだ。
「菅原、全部君の周りのゴミは片付けなさい。」
「先生、私じゃないです。」
「だったら、誰が君の机の周りを、お菓子の殻袋だらけにするんだ?」
「そうだよ、菅原さん~本に夢中で、周りに投げてたじゃない?」
「な!?嘘を言わないで、渕上さん!」
「嘘つきはお前だろう!?先生、俺らみてましたー!」
「俺も俺も!」
「私もです。菅原さん、渕上さんのせいにしてます。」
「なっ・・・・!?」
「決まりだな菅原?いい加減にしないと、内申点にも響くからな。」
「っ・・・!!」
(違うのに・・・・!)
と、いう感じなんです。
群れを成したいじめっ子たちの前では、私1人の意見は信じてもらえなかった。
先生は、渕上達を信じるばかりで、私には教室を汚すなと怒るだけ。
誤解を解こうとしたけど、こんな調子なので無理。
ここには、私の味方は誰もいない。
(だから、信じられるのは私だけ。)
私の身は、私が守るしかない・・・・
「自分で片づけてやんの、バーカ!」
「マジ、清掃かかりジャンか?掃除のおばさーん!」
「おばさんはかわいそうだろう~?地味おばさんじゃねー?」
「ひゃははははは!」
投げつけられたゴミを捨てたら、ひどい言葉が浴びせられる。
続くように爆笑が起きて、さらに悔しくなる。


