彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





「烈司さん、モニカちゃん、獅子島さん、百鬼さんっ!」

「はいはい。」

「なぁーに?」

「なんだ?」

「わははははは!言え!!」


「僕のために、ありがとうございましたー!!」




大きな声でお礼を言う。





「僕の部屋に置いてくださった家具類、準備してくださり、嬉しかったです!心から感謝してます!ありがとうございます!!」





同時に、90度のお辞儀で頭を下げた。


これに彼らは―――――――――





「はははは!いいって、気にすんなよ、凛た~ん!」

「そうよん!凛ちゃんの喜ぶ顔が見れて、モニカ幸せ♪」

「ふむ、この恩はしっかりと覚えておけよ、凛道。」

「わははははは!やっぱ、ガキだな凛助はー!!」


「っわわっわ!?」




いっせいに手が伸びてきて、頭をぐしゃぐしゃにされた。





(・・・・これが正解だったみたい。)




いろんな力でなでられ、痛かったり、かゆかったり、気持ち良かったりで・・・・





(変なの・・・・なんか、楽しい。)






嬉しい気分になれた。

でもそれは、つかの間のこと。





「ちょっとぉ!あたしがなでれないじゃない!?」

「へ?」



「オメーはどうせ、ほっぺにチューしたんだろう、モニカ~?」

「えっ!?」



「俺はねぎらいの意味でしか触らん。」

「えっ!?えっ!?ちょっと・・・」



「わははははは!ひょろっこいな~凛助ぇ~!?」



「あ~~~~!?」






なでるから、もみくちゃに変わる。



〔★触りたい放題だ★〕



「なんなんすか、あれ!?瑞希さん!?」

「うーん、あいつらもあいつらなりに、凛を可愛がってんだろうな~」

「いや、可愛いがってんのはわかりますが・・・・凛、つぶれてません?」

「へ?」

「ほら。」



「むぎゅ・・・。たすけてぇ~~~・・・・!」


「ああ!?凛!?」




私のSOSに、誰よりも早く気づいたカンナさんが瑞希お兄ちゃんに伝える。

声に出したこともあって、私のヘルプに瑞希お兄ちゃんが叫ぶ。