彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





「持ってきません。」

「はあ!?」

「なっ!?凛道!?なに言って・・・・!?」

「うん、君をこいつらには返さないよ、可児良信?」



驚いた顔をするハゲ君に伝える。




「僕は、失礼なことされたケジメを取りに来たんだよ?あとクリーニング代も。」

「ケジメって、凛道!?」

「あんな点で、可児からクリーニング代むしりとるのかよ!?」


「そうだよ。」




違う質問をするハゲと女好きに、同じ答えで返してから言った。





「可児をさらった運んだ人達は、合体した蛇塚菊千代君、君の仲間なんでしょう?だったら、僕を弾き飛ばそうとして手を上げた件について、責任を取ってもらうよ?その責任が、可児良信をあきらめることだって言えば、そっちだって損はないでしょう?」

「凛道・・・!?」

「俺らに損がないだと!?」





静かなトーンになるハゲ君とは逆で、ドンドンうるさくなる蛇塚。





「ふざけるなよ!テメー1人でなにができる!?そんなこと言える立場か、ガキ!?」

「そりゃあ、『俺』のセリフだぜ、蛇塚。」




うっとうしいほど熱く言うので言ってやった。





「流れもんが、島流し地点で、勝手に自己主張してんじゃねぇーぞ。あんまフザけたこと続けんなら、街を『見守る』もんとして、粛清すんぞ、コラ?」

「なんだとコラ!?」

「わかったら、そこどきな。女狂いの蛇男~?」

「テメー!殺す!!」





私の挑発に、あっさりと乗る蛇塚。





「凛道っ!!」





私の名前を呼びながら、近づこうとした足を。



「ほっ!」



蛇塚の両足を両手でつかむ。



「なにっ!?」



勝負は素早さが命。


バランスが崩して、驚いている蛇塚の両足を手際よく固定する。




「な、なにす――――――――!?」


「えい。」






動けなくしたところで、蛇塚の腰を思い切り反らす。






「ぎゃおっ!?」

「「「蛇塚さん!?」」」







顔をしかめているので、きっと腰は痛いのだろう。




〔★凛はわかってやっている★〕