「これ。」
「あ?」
「これだよ、これ。」
「あん?どれよ?」
「こーこ!君、僕の服を汚したんだよ?」
「なに!?」
縛られ状態に可児に、シャツの血を見せる。
「俺が汚したって、お前―・・・!?」
「そうだよ?見てよ、この服のシミ~ひどいじゃないか?」
「って、ちっさ!これ模様じゃねぇの!?」
「汚れだよ、ハゲ君。」
「ばっか!点じゃんか!?」
「汚れ。」
〔★凛は汚れと言い切った★〕
「小さいとはいえ、汚れは汚れだよ。さっきぶつかった時に、汚されたんだ。僕、粉かけられたんだよー?」
「はあああ!?細かすぎだろう!?」
「いいや、こういうことはきっちりしなきゃダメです。ということで、責任取ってください。」
「むちゃくちゃだろう!?」
〔★凛はいいがかりをつけた★〕
「そう言うわけなんだよ、蛇塚君。」
「はあ!?どういうことだよ!?」
「つまり、可児良信は、君の所に連れてこられる前に、僕に粉をかけたんだ。そうなると、順番では僕が先でしょう?」
「むちゃくちゃだな、オイ!」
「順番守ってよね~じゃあ、ハゲ君は持って帰るよ。」
「って、コラぁ!言ってる側から、引きずって行くなぁ!」
「いててて!いてぇーぞ、凛道!?」
「硬派でしょう?我慢してよ。」
「そうだけど、コラぁ!」
「待て待て!待ちな、坊や!」
ハゲ君をズルズル引きずる私の前に、蛇塚が立ちふさがる。
「どいてください。持ってるのも重いんです。進んだ方が楽だし。」
「だから連れて帰りたいって!?お前よぉ~~~!持って帰るってことは、もちろん、後で連れてくるんだろうな・・・!?」
メンチを切りながら言う蛇塚。
「順番通りに、お前に先にヤキを入れさせたら、その後でそいつを連れてくるんだろうなぁ~!?」
正論をもとに話す蛇塚。
「ちゃんと、俺のところに可児を返してくれるんだろうな~4代目さんよ?」
「そうだそうだ!」
「連れてこれんのかコラ!?」
「もちろんですよ。」
周囲からの声もあったので、答えてあげた。


