彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「これ。」

「あ?」

「これだよ、これ。」

「あん?どれよ?」


「こーこ!君、僕の服を汚したんだよ?」

「なに!?」




縛られ状態に可児に、シャツの血を見せる。



「俺が汚したって、お前―・・・!?」

「そうだよ?見てよ、この服のシミ~ひどいじゃないか?」

「って、ちっさ!これ模様じゃねぇの!?」

「汚れだよ、ハゲ君。」

「ばっか!点じゃんか!?」

「汚れ。」



〔★凛は汚れと言い切った★〕




「小さいとはいえ、汚れは汚れだよ。さっきぶつかった時に、汚されたんだ。僕、粉かけられたんだよー?」

「はあああ!?細かすぎだろう!?」

「いいや、こういうことはきっちりしなきゃダメです。ということで、責任取ってください。」

「むちゃくちゃだろう!?」



〔★凛はいいがかりをつけた★〕




「そう言うわけなんだよ、蛇塚君。」

「はあ!?どういうことだよ!?」

「つまり、可児良信は、君の所に連れてこられる前に、僕に粉をかけたんだ。そうなると、順番では僕が先でしょう?」

「むちゃくちゃだな、オイ!」

「順番守ってよね~じゃあ、ハゲ君は持って帰るよ。」

「って、コラぁ!言ってる側から、引きずって行くなぁ!」

「いててて!いてぇーぞ、凛道!?」

「硬派でしょう?我慢してよ。」

「そうだけど、コラぁ!」

「待て待て!待ちな、坊や!」



ハゲ君をズルズル引きずる私の前に、蛇塚が立ちふさがる。



「どいてください。持ってるのも重いんです。進んだ方が楽だし。」

「だから連れて帰りたいって!?お前よぉ~~~!持って帰るってことは、もちろん、後で連れてくるんだろうな・・・!?」



メンチを切りながら言う蛇塚。



「順番通りに、お前に先にヤキを入れさせたら、その後でそいつを連れてくるんだろうなぁ~!?」



正論をもとに話す蛇塚。



「ちゃんと、俺のところに可児を返してくれるんだろうな~4代目さんよ?」

「そうだそうだ!」

「連れてこれんのかコラ!?」


「もちろんですよ。」



周囲からの声もあったので、答えてあげた。