彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





やってないと訂正すれば、この話題を作った誘拐犯が怒鳴った。



「な、何言いやがる!?お前の仲間が、投げてきただろう!?オメーの指示だろう!?」

「なーんだ、悪いのは脳みそだけだったんだね?視力はグレてなくてよかった~」

「ケンカ売ってんのか小僧!?」



「それはオメーらだろう!!?」

「「「うっ!?」」」




可児をラチった男に、脅しを込めて怒鳴る。

それで予想通り、ひるんだ男達に対して言った。






「この『俺』を蹴り飛ばそうとしたのを、忘れたとは言わせねぇーぜ・・・!?」

「「ひっ!?」」






私を蹴り飛ばそうとした男達に言えば、途端に蛇塚の表情が変わる。



「はあ!?なんだ、お前ら!?凛道にケンカ売ったんか・・・!?」

「ご、誤解だよ!蛇塚君!」

「可児が先に突き飛ばして、地面に転がって~」

「そこへ、俺ら通りかかってからかっただけで~!」




蛇塚の問いに、首と両手を横に振りながら否定する男達。





「・・・凛道君よ、どういうつもりだ?」

「どうとは?」

「あん?」





味方と私の言い分の違いに関し、問いかけてくる。

それに軽く首を傾げなら言ったら、にらまれた。






「お前、わかってんのか?」





脅すように蛇塚は言う。





「可児は、俺らが先に因縁つけた相手だぞ?俺ら差し置いて、可児を横取りしようってのか?そうなりゃ、オメーも俺らの敵、ヘビのごとくまとわりつかせてもらうぞ?」

「そうだ!オメーは関係ない!変な同情してんじゃねぇーぞ!?」


「誤解だよ。」





必要以上に騒ぐヤンキー達に私も言った。





「僕は、可児良信を助けに来たわけじゃない。」

「じゃあ、何しに来たんだ!?」


「責任取ってもらいに来たんだ。」


「「「「責任!?」」」」


「・・・・俺が何したって言うんだ?」






驚く周りをよそに、うめきながらも冷静に聞き返す可児良信。

だから、彼へと視線を向けながら言った。