彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「そうでしょう?上に立てる人じゃなきゃ、出来ないすごいことでしょう?わー、あの壁にかけてる絵、カッコいいなぁ~あ!あっちは、動物の絵だ~」



そう言って、きょろきょろと店内を見渡す。



(いないな、可児良信・・・・?)



探してみるが、見つからない。

こっそり捜索しながら、口を動かす。




「床は、木製のフローリングですね~意外と、年季が入ってますね~」

「中古物件だからな。」



地べたに転がされてるかもしれないと思って見ていたら、肩にまわされていた腕を引かれた。



「へ、蛇塚さん!?」

「菊千代でいいぞ?」



蛇の目のボスが、私を抱き寄せる。

そして、ささやくように言った。




「ここはよぉ~元SHIELDの住処だった。」

「え・・・?飛翔連合のSHIELDですか?」

「坊主、もうSHIELDも飛翔連合もないぜ。龍星軍が復活してから、解散秒読みだ。」

「えっ!?」

(なくなった!?)

「ど、どういうことですか!?」

「だーから、言葉通りだって。」



ヘラヘラしながら、蛇塚はテーブルの上に手を伸ばす。

置いてある肉の塊を食べながら言った。




「龍星軍の四代目総長のおかげで、ヤンキー界は戦国乱世に逆戻りだ。」

「乱世って!?」



戦国時代か!?



(そして原因が私か・・・・!!)



なんでもかんでも、凛道凛道って・・・しつこい・・・



〔★凛はうんざりしている★〕




「生き残りをかけた喧嘩が増えて、面倒なのもあるけど。良いこともあった。」

「いいこと?」

「ああ、凛道蓮効果を受け、蛇の目とSHIELDは合体したからな。」

「へ・・・・!?」


合体・・・!?


(1つになったってこと!?)



「なくなったって・・・・そういうことだったんですか!?」

「そういうこと!お前、運が良いぜ~?俺気分が良いから、メンバーに加えてやるわ!」

「ええ!?」

「なっ、蛇塚さん!?」

「何言ってんすか!?」

(本当だよ!)



ギョッとするメンバー以上に、びっくりした。