「そうでしょう?上に立てる人じゃなきゃ、出来ないすごいことでしょう?わー、あの壁にかけてる絵、カッコいいなぁ~あ!あっちは、動物の絵だ~」
そう言って、きょろきょろと店内を見渡す。
(いないな、可児良信・・・・?)
探してみるが、見つからない。
こっそり捜索しながら、口を動かす。
「床は、木製のフローリングですね~意外と、年季が入ってますね~」
「中古物件だからな。」
地べたに転がされてるかもしれないと思って見ていたら、肩にまわされていた腕を引かれた。
「へ、蛇塚さん!?」
「菊千代でいいぞ?」
蛇の目のボスが、私を抱き寄せる。
そして、ささやくように言った。
「ここはよぉ~元SHIELDの住処だった。」
「え・・・?飛翔連合のSHIELDですか?」
「坊主、もうSHIELDも飛翔連合もないぜ。龍星軍が復活してから、解散秒読みだ。」
「えっ!?」
(なくなった!?)
「ど、どういうことですか!?」
「だーから、言葉通りだって。」
ヘラヘラしながら、蛇塚はテーブルの上に手を伸ばす。
置いてある肉の塊を食べながら言った。
「龍星軍の四代目総長のおかげで、ヤンキー界は戦国乱世に逆戻りだ。」
「乱世って!?」
戦国時代か!?
(そして原因が私か・・・・!!)
なんでもかんでも、凛道凛道って・・・しつこい・・・
〔★凛はうんざりしている★〕
「生き残りをかけた喧嘩が増えて、面倒なのもあるけど。良いこともあった。」
「いいこと?」
「ああ、凛道蓮効果を受け、蛇の目とSHIELDは合体したからな。」
「へ・・・・!?」
合体・・・!?
(1つになったってこと!?)
「なくなったって・・・・そういうことだったんですか!?」
「そういうこと!お前、運が良いぜ~?俺気分が良いから、メンバーに加えてやるわ!」
「ええ!?」
「なっ、蛇塚さん!?」
「何言ってんすか!?」
(本当だよ!)
ギョッとするメンバー以上に、びっくりした。


