彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「凛、このデカいのは誰だ!?」

「え?えーと・・・」

「うはははははは~!」



笑っている関西人を指さしながら、私へと問いかけてくる瑞希お兄ちゃん。



「やっと来たかと思えば、わけわけんねぇー奴、連れて来やがって!」

「うはははははは!」

「いえ、連れて来たわけではないんですけど・・・。」



〔★勝手についてきただけだ★〕




瑞希お兄ちゃんと向かい合いながら、隣の男子を見る。

サングラスをかけて、カチューシャしてる関西弁の男の子。

可児良信を助けると言えば、なぜか一緒にここまで来た。



(くっついて来たんだけど・・・)


「おい、お前は誰だ?凛のなんだ?」

「あ、それ気になるぅ~!特に、グラサンの下の素顔が~きゃは!」

「わははははは!喧嘩相手には十分そうじゃねぇか!」

「くだらん。烈司が何も言わんのだから、問題なかろう。危険性はないと、お子ちゃま瑞希に言ってやれ、烈司。」

「まぁ・・・なんつーかねぇ~・・・・」


「だれがお子ちゃまだ!?それぐれーテメーで判断するわ、ボケ!!」




自分の仲間達を怒鳴ると、関西男子をにらんだまま、私に耳打ちする瑞希お兄ちゃん。



「凛、こいつはマジで誰だ?オメーの悩みの原因か?」

「なっ!?ち、違いますよ~彼はー!」

「こいつは?」

「彼は・・・・」


「こいつは、何者だ?」



私に答えを迫る好きな人。



「凛たん。」

「凛ちゃん!」

「凛道、早く言え。」

「わははははっは!」



そこへ、他の先輩方も加わる。

全員の視線が集まる中、気まずい思いで答えた。





「わかりません。」


「「「「はあ!?」」」」




〔★珍解答だった★〕