「凛、このデカいのは誰だ!?」
「え?えーと・・・」
「うはははははは~!」
笑っている関西人を指さしながら、私へと問いかけてくる瑞希お兄ちゃん。
「やっと来たかと思えば、わけわけんねぇー奴、連れて来やがって!」
「うはははははは!」
「いえ、連れて来たわけではないんですけど・・・。」
〔★勝手についてきただけだ★〕
瑞希お兄ちゃんと向かい合いながら、隣の男子を見る。
サングラスをかけて、カチューシャしてる関西弁の男の子。
可児良信を助けると言えば、なぜか一緒にここまで来た。
(くっついて来たんだけど・・・)
「おい、お前は誰だ?凛のなんだ?」
「あ、それ気になるぅ~!特に、グラサンの下の素顔が~きゃは!」
「わははははは!喧嘩相手には十分そうじゃねぇか!」
「くだらん。烈司が何も言わんのだから、問題なかろう。危険性はないと、お子ちゃま瑞希に言ってやれ、烈司。」
「まぁ・・・なんつーかねぇ~・・・・」
「だれがお子ちゃまだ!?それぐれーテメーで判断するわ、ボケ!!」
自分の仲間達を怒鳴ると、関西男子をにらんだまま、私に耳打ちする瑞希お兄ちゃん。
「凛、こいつはマジで誰だ?オメーの悩みの原因か?」
「なっ!?ち、違いますよ~彼はー!」
「こいつは?」
「彼は・・・・」
「こいつは、何者だ?」
私に答えを迫る好きな人。
「凛たん。」
「凛ちゃん!」
「凛道、早く言え。」
「わははははっは!」
そこへ、他の先輩方も加わる。
全員の視線が集まる中、気まずい思いで答えた。
「わかりません。」
「「「「はあ!?」」」」
〔★珍解答だった★〕


