彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




自分の部屋のベットへとダイブする。




「疲れた~!」



いろんなことがあり過ぎた1日。

これほど、自室のベットに横になるのが幸せだと感じたことはない。



「なんか・・・一気にいろんなことがわかって、起こり過ぎて、頭ついて行かない・・・」


(瑞希お兄ちゃんが助けてくれたり、烈司さんが占い師だったり、瑞希お兄ちゃんのキャップ姿が素敵だったり、いじめっ子に襲われたり、烈司さんがナンパな占い師だったり・・・・瑞希お兄ちゃんにお会いできたり・・・♪)



〔★ほとんど瑞希のことばかりだ★〕




驚くことが多かったけど、嬉しいこともあった。

しばらく会えなかった瑞希お兄ちゃんに会えた♪

元気100倍!

充電完了!!



(・・・・・だからと言って、学校へ行きたくないのは変わらないんだけどね・・・)



明日、サボってしまいたかったけど、それは出来ない。

学校を休んだりしたら・・・・




(誰が、授業のノートを見せてくれるっていうの・・・?)




私が逃走した際の授業は、誰にもノートを見せてもらえなかった。

ノート点がつかない授業だからよかったけど、そうじゃなきゃ・・・休めない。



(休んでつらい思いするのと、見せてって頼むのでつらい思いするのと・・・)



どっちが苦しいかわかってる。





「助けて・・・瑞希お兄ちゃん・・・・」





つぶやいて、彼からもらった携帯を見る。

ベットの上で壁にもたれかかりながら、見つめる。




(電話、かけようかな・・・・)




迷いながら、アドレス帳を開く。

彼の名前を指でなぞる。





ピピピピピ!


「え!?」




発信を押す前になり始めた。

表示は瑞希お兄ちゃん。




(かかってきた!?)


「もしもし!?」

〈お?今度は、瑞希お兄ちゃんで始まらなかったな~凛?〉

「お兄ちゃん!?」



(やっぱり!本物の瑞希お兄ちゃんだ!)


「お、お兄ちゃん!瑞希お兄・・・!」





浮かれそうな声を抑える。

この時間、両親はまだ、起きているから。




「ど、どうしたの!?」




だから、声のトーンを落としながら聞く。

内緒話をするように聞けば言われた。