彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




「おい、なんだお前!?」

「その女の仲間か!?」


「なんや、自分ら~いじめか?」




まるで、私を庇うように移動すると陽気な口調で言った。





「大勢で一人いじめるとか、ありえへんなぁ~」

「え?」

(あれ?この声って・・・・!?)





聞いたことある声にハッとする。

そんな私とは違った意味で、SHIELDたちも声を上げた。




「はあ!?お前、正義の味方気取りか!?」

「ほな、お前らショッカーやな~!?はよう、そこで転がっとる坊さん置いて消えやー!罰当たるで~!?」

「誰が坊主だ!?くっ・・・!」

「あーあ、無理せんと~ボランティアで助けたるわ~!」


「何様だ、お前!?」

「ついでに、ぶっ飛ばしてやる!」




そう言いながら続く足音。

立ち尽くす私の前で、『それ』は起きた。





ボーン!

ボボーン!!



「ぐえ!?」

「おう!」

「うわああ!?」





人が飛んだ。






「ええっ!?」

(と、飛んだ!?)




ドサドサドサ!





「ああ!?マサオたちが!?」

「ぶっ飛ばされた!?」



「おーおー景気ええなぁ~」





そう言って、ブンブンと肩を回る目の前の人。





(ええええええええ!?人間を飛ばした!?)





理解した時、数人が地面に倒れていた。

それを見ながら、SHIELDのメンバーが怒鳴る。




「こ、こいつ~本気ブチ殺しーーー!」

「ええで♪」




これに、巨人が動く。




グワッシ!

「ほが!?」




私に背を向けたまま、右側だけ金髪に染まった男の頭を掴んでぶら下げていた。










「ぶっ飛ばせたらな?」


「「「「「ぎゃああああああああ・・・・・・!!」」」」








その後、可児君以外のSHIELDの悲鳴が響いた。