「おい、なんだお前!?」
「その女の仲間か!?」
「なんや、自分ら~いじめか?」
まるで、私を庇うように移動すると陽気な口調で言った。
「大勢で一人いじめるとか、ありえへんなぁ~」
「え?」
(あれ?この声って・・・・!?)
聞いたことある声にハッとする。
そんな私とは違った意味で、SHIELDたちも声を上げた。
「はあ!?お前、正義の味方気取りか!?」
「ほな、お前らショッカーやな~!?はよう、そこで転がっとる坊さん置いて消えやー!罰当たるで~!?」
「誰が坊主だ!?くっ・・・!」
「あーあ、無理せんと~ボランティアで助けたるわ~!」
「何様だ、お前!?」
「ついでに、ぶっ飛ばしてやる!」
そう言いながら続く足音。
立ち尽くす私の前で、『それ』は起きた。
ボーン!
ボボーン!!
「ぐえ!?」
「おう!」
「うわああ!?」
人が飛んだ。
「ええっ!?」
(と、飛んだ!?)
ドサドサドサ!
「ああ!?マサオたちが!?」
「ぶっ飛ばされた!?」
「おーおー景気ええなぁ~」
そう言って、ブンブンと肩を回る目の前の人。
(ええええええええ!?人間を飛ばした!?)
理解した時、数人が地面に倒れていた。
それを見ながら、SHIELDのメンバーが怒鳴る。
「こ、こいつ~本気ブチ殺しーーー!」
「ええで♪」
これに、巨人が動く。
グワッシ!
「ほが!?」
私に背を向けたまま、右側だけ金髪に染まった男の頭を掴んでぶら下げていた。
「ぶっ飛ばせたらな?」
「「「「「ぎゃああああああああ・・・・・・!!」」」」
その後、可児君以外のSHIELDの悲鳴が響いた。


