彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)




(ええ~!?なによこれ!?)




考えていたこととは違う展開。


誰でもいいから来て!と願ったが。





「女、そこ動くな!」

「しめてやる!」

「どこの高校だよ!?」

「あれ、あゆみが丘学園じゃねぇか!?」


「うっ!?」




〔★敵が来た★〕




(そっちじゃなーい!)


なんで!?どうして!?



(来てほしい人は来なくて、来ないでほしい奴がやってくるー!?)




〔★現実はうまくいかない★〕




(くそー機械の音がダメなら~)




最後の手段と・・・威嚇(いかく)も含めて実行した。








「だっ・・・だれかぁぁぁぁぁ!!たすけてくださぁぁぁいっ!!」


「「「なっ!?」」」






大声で叫んだ。




〔★凛は再び助けを呼んだ★〕






「だーれーかぁー!!たすけてぇー!!」





音が外れて、うわずってしまったが、関係ない。

目立つように、響くように、声を出す。






「だ、だれがぁぁぁぁぁぁぁ!!だずげでぐだざーいっ!!」



「お・・・おいおい!?」

「泣いてる!?」

「ちょ、やめろ!マジ、俺らが泣かせたみたいじゃんか!」

「黙らせろ!」





右側だけ金髪の奴の命令で、数人が私の方へと駆け寄ってきた。





(ああ~もうダメ!?)



これでもまだ人は来ない!?

どれだけ白状になってるの、現代人!?




(こうなったら・・・・見た目無視して、凛道蓮モードでやっちゃう・・・・?)



私が。






(戦う?)






「うはっはっはっ!はいはーい、およびかの~!?」





覚悟した時、私の視界から可児君達が消えた。






「え!?いなくなった!?」

(ううん、違う!)





消えたのではなく、






「な、なんだお前!?」


「うはっはっはっ!」






見えなくなっただけ。

私の目の前に何かが現れる。

こちらを背にして立っているが、間違いなく人間。

顔は見えないけど、背が高い人がいた。