彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)





「どうって・・・あ、朝きたら、ゴミ箱に捨てられて――――――」



「うっわぁー!!汚ーい!!」

「っ!?」




突然、背後から、予想してない場所から声が上がる。

振り返れば――――――――



「ふ、渕上さん??」

「上履き、ゴミ箱に入れて帰ってるの~!?あんた、乞食なの?」



ゲラゲラ笑いながら、私を指さしている。



「おい!今はいてる上履きどうしたのよ!?まさか、ゴミ明後日取り出したんじゃないでしょうね!?」

「え!?だって、これ・・・」



渕上の言葉に何か言う前に、





「きゃあ!きたなぁーい!」

「ふけつ!」

「ばい菌じゃん!?」


ガタガタ!!




周りが言った。

側にいた他の生徒達が、いっせいに席から離れる。




「・・・・・・・え?」




私を遠巻きにするようにして逃げた。

その中には、マキちゃんと夏美ちゃんもいた。

ニラむように私を見て、笑っている。




「ど、うして・・・?」




昨日まで普通だったのに。

私が何かしたと言うの?





(なにかって・・・・・・・凛道蓮をしてる以外、心当たりは――――――)



バシン!

「きゃっ!?」





頭に何か投げつけられた。

思わず掴めば・・・・




「ぞうきん・・・!?」



それもトイレの。



「きたなぁ~!早く返して来いよ!ついでにそのまま、帰っちゃえば~?」




飛んで来た方を見れば、渕上月乃亜(ふちがみるのあ)が笑顔で私を見ていた。

それで、1つの可能性が出た。





(・・・・・・・もしかして私、いじめられてる・・・・・?)





そう理解した瞬間(しゅんかん)、目の前が真っ暗になった。