「どうって・・・あ、朝きたら、ゴミ箱に捨てられて――――――」
「うっわぁー!!汚ーい!!」
「っ!?」
突然、背後から、予想してない場所から声が上がる。
振り返れば――――――――
「ふ、渕上さん??」
「上履き、ゴミ箱に入れて帰ってるの~!?あんた、乞食なの?」
ゲラゲラ笑いながら、私を指さしている。
「おい!今はいてる上履きどうしたのよ!?まさか、ゴミ明後日取り出したんじゃないでしょうね!?」
「え!?だって、これ・・・」
渕上の言葉に何か言う前に、
「きゃあ!きたなぁーい!」
「ふけつ!」
「ばい菌じゃん!?」
ガタガタ!!
周りが言った。
側にいた他の生徒達が、いっせいに席から離れる。
「・・・・・・・え?」
私を遠巻きにするようにして逃げた。
その中には、マキちゃんと夏美ちゃんもいた。
ニラむように私を見て、笑っている。
「ど、うして・・・?」
昨日まで普通だったのに。
私が何かしたと言うの?
(なにかって・・・・・・・凛道蓮をしてる以外、心当たりは――――――)
バシン!
「きゃっ!?」
頭に何か投げつけられた。
思わず掴めば・・・・
「ぞうきん・・・!?」
それもトイレの。
「きたなぁ~!早く返して来いよ!ついでにそのまま、帰っちゃえば~?」
飛んで来た方を見れば、渕上月乃亜(ふちがみるのあ)が笑顔で私を見ていた。
それで、1つの可能性が出た。
(・・・・・・・もしかして私、いじめられてる・・・・・?)
そう理解した瞬間(しゅんかん)、目の前が真っ暗になった。


