努さんも立ち上がって頭下げるなんて。
こういうのがビジネスの現場なんだね。
「私に頭を下げるのは嬉しいのですが、最終的なご返事は彼女の方からいたします」
安西さんは2人に座るようにと促す。
西神社長は顔に出すタイプのようだ。
相手を間違えてやらかしてしまった感の豊かな表情を作り出してる。
「権限は2人で共有してますのでそんな思い詰めないでください。この場では私が決める役割なんです。私が了解すれば成立なんですよね?」
「はい。すぐ契約にサインとなります」
「…………是非、よろしくお願いいたします」
西神社長は面食らった表情になって努さんの方へ振り向いた。
努さんは早く握手しろって西神社長をせかしてる。
「……ありがとうございます!?」
「細かい契約内容は榊社長も同席で話し合いしたいと。社長、いいですよね?」
「いいよ〜」
即OKはいいけど、そのデレデレ具合はもう少しなんとかしてください。
せっかくネットの力で選抜祭の模様が流れるのに、嬉しさ半減ですよ。
こういうのがビジネスの現場なんだね。
「私に頭を下げるのは嬉しいのですが、最終的なご返事は彼女の方からいたします」
安西さんは2人に座るようにと促す。
西神社長は顔に出すタイプのようだ。
相手を間違えてやらかしてしまった感の豊かな表情を作り出してる。
「権限は2人で共有してますのでそんな思い詰めないでください。この場では私が決める役割なんです。私が了解すれば成立なんですよね?」
「はい。すぐ契約にサインとなります」
「…………是非、よろしくお願いいたします」
西神社長は面食らった表情になって努さんの方へ振り向いた。
努さんは早く握手しろって西神社長をせかしてる。
「……ありがとうございます!?」
「細かい契約内容は榊社長も同席で話し合いしたいと。社長、いいですよね?」
「いいよ〜」
即OKはいいけど、そのデレデレ具合はもう少しなんとかしてください。
せっかくネットの力で選抜祭の模様が流れるのに、嬉しさ半減ですよ。


