幼なじみはアイドルの先輩

亨おじさんはまるで家族の一員であるかのように満足気な笑みを浮かべて深く頷く。


ステンドグラスのきれいなチャペル。


天井はガラス張りで白を基調とした内面になってる。


これで日の光が差し込めば神秘的な光景を自然の力で演出出来そうだけど、今日は雲に覆われてる。


そこまで贅沢はするなって神様が言ってるのかは定かではないけど。


私らはどこに座ればいいのやら。


「どうもみなさん遠慮してるなあ」


確かに、教会の扉周辺に人が集まって座ろうとしない。


駆け引き……ではないよね。


ご両家の両親待ちか。


「じきに来るだろうからここで待とう」


亨おじさんの目が少年のような純粋さを奏でてる。