幼なじみはアイドルの先輩

私らはずっと立ち尽くしていたね。


やっと椅子に座って美登里さんに両手を見せた。


美登里さんは黒ぶちの眼鏡をかけて自分の指先で私の手のひらをなぞる。


ひかるさんはそれを見ながら自分で真似してやってる。


「よし!終わりましたよ」


占い初体験の私にしたら時間が長いのか短いのかがよくわからない。


「どうですか?」


「全体的に見てかなりいい方向にまとまってるわね」


「やったじゃん!」


「やりましたね」


「どちらの生命線も長いから結構長く生きられるよ」


私が見てもわかるよ。


それ生命線じゃないのって言われてたけど、なぜか頑なに否定してた。


早死にしないのはよかったよ。