幼なじみはアイドルの先輩

「ようこそいらっしゃいました」


「杏、よかった〜、パンツスタイルの人いないしヤバいと思ってた」


涼さんは杏が手に持ってたミニボレロを杏に着させた。


「やっと来たか。大規模な社交デビューの場なんだから、そそうのないようにな。俺は水原と挨拶回りだが、みんな写真撮りたいって」


私たちの周りにわずかな時間に人が集まってる。


「私が手がけてるブレーク寸前のアイドルグループガーネットグローブです。よろしくお願いします」


「ガーネットグローブです。よろしくお願いします」


とっさに出た挨拶のあと社先生と私らと出席者が並んで記念撮影。


カメラマンは杏がずっとやり続けた。


みなさんひかるよりめいっちと撮りたがるが、理由は男性陣が鼻の下伸ばしてることを察してあえて触れません。