幼なじみはアイドルの先輩

社先生とゆかりが目を見開いて沖縄のパンフレットに向かってブツブツと何か呟いてる。


さすがにこの状態で店員さんを呼んで注文するのは勇気がいる。


別に私はどちらでもいいんだよ。


北と南にこだわらなくてもね。


「ゆかり、決めたよ」


「沖縄ですか?」


「…………そうする」


この微妙な間は何を意味するのか。


そして、ゆかりの見えない攻撃が一発。


「無難な家族サービスもいいですけど、旅先のハプニングもまた楽しみですよ」


ゆかりの攻撃にひるむことなく、社先生に助言した。


同時にゆかりに対する勝利宣言でもある。


これでおいしく飲むことが出来るね。