幼なじみはアイドルの先輩

「あれ読んで変に嫉妬されても困るんですけどね」


「事務所に厳しめのメールが寄せられてるそうだ」


「じきに収まると思いますからコメントはしないつもりです」


とりあえず3人とも同じパスタを注文したのがきた。


サブローの若さでどうにかなってるが、欲を言えば、このランチの場に女性がいればもう少し居心地がよくなるはずなんだ。


「お前と合流する前に阿久津から呼び出しされたんだよ」


話したいのはわかるが、パスタを飲み込んでからにしてくれないかなあ。


お上品なマダムや、いかにも仕事の出来そうなキャリアウーマンさんもランチを楽しんでるんだから。


「珍しいな」


「何だと思って向かうとサブロー君がいてな」