幼なじみはアイドルの先輩

「いいよ」


社先生、いくらなんでもこれはノリが軽いのはまずいんじゃ。


「事務所から正式な申し入れがあってな。神田もゆかりのことちゃんと見てるようで安心したよ」


「神田さんが?」


神田さんも演技出来るようになったんだだね。


怪しい素振り見抜けなかった。


「薫と千晶は俺から話をしておいた。2人とも移籍するの楽しみだってさ」


「さすが……ありがとうございます」


「古谷はゆかりから話をしておいてくれ。小規模な人事異動をしないといけなくなった」


ついに、幼なじみと仕事を共にする。


嬉しい前に、早く自分たちの居場所を作らないといけないなあ。