運転手さんは顔色1つ変えず自分の仕事に徹してくれてるが、内心は底を知らない女子トークに辟易してるに違いない。
「瑠花はまたリーダーとしての経験を積んだね」
後部座席をチラッと見た菜穂さんだけど、言葉とは裏腹に物足りなさを感じてるようだった。
「……菜穂さん、さっき言ってたけど、漬物好きなんですよね?」
「そうだよ。大根と白菜は外せないよね」
「あたしの実家からよく漬物送ってくるんですけど、よかったらどうです?」
「いいの?ホントにいいの?」
危うく口づけするところだった。
最前列が1番うるさいと、しまいに運転手さんの頭に角が生える心配が……。
たくさん送ってきてありがたいんだけど、飽きてきてしまうし漬物好きな人にお裾分けした方がいいでしょう。
菜穂さんのモチベーションを高めたところで会場に到着した。
「瑠花はまたリーダーとしての経験を積んだね」
後部座席をチラッと見た菜穂さんだけど、言葉とは裏腹に物足りなさを感じてるようだった。
「……菜穂さん、さっき言ってたけど、漬物好きなんですよね?」
「そうだよ。大根と白菜は外せないよね」
「あたしの実家からよく漬物送ってくるんですけど、よかったらどうです?」
「いいの?ホントにいいの?」
危うく口づけするところだった。
最前列が1番うるさいと、しまいに運転手さんの頭に角が生える心配が……。
たくさん送ってきてありがたいんだけど、飽きてきてしまうし漬物好きな人にお裾分けした方がいいでしょう。
菜穂さんのモチベーションを高めたところで会場に到着した。


