幼なじみはアイドルの先輩

大事なところでは責任を果たすようにしたいと思います。


私1人ではないからね。


本番が始まり、函館メンバーは違和感なく溶け込んでいた。


伶ちゃんも元気いっぱい歌って踊っててひとまず安心かな?


ご褒美に公演終了後、カフェに連れていこう。


「では、安西代行と涼さんにお願いしたいことがあります」


不意を突かれたのか、2人は私を見てキョトンとしてる。


何も勝負してないが、2人に勝ったぞと変に気持ちが高ぶった。


「ファンクラブミーティングの参加オファーをしてほしいです」


「オファー!?」


「総帥が今回から誰かメンバー呼ぶと約束したので、来ませんでしたとはしたくない。今現在総帥が誰かに声かけた形跡ないし」