冷たくなった風が、冬の訪れを知らせてくれる


よく晴れた日の出来事







渉は、馴染みの家元さんが、来る度に
睡眠不足になり、翌日はぐったりと寝て過ごすようになった


貞操の危機を全力で、逃れているんだとか



男として過ごすことが、殆どなくなった

弘吉が、そんな渉に気分転換させたいから
慶太郎と3人で出掛けたいと、俺に頼みに来た



土「門限さえ守ってくれれば、構わねぇ
非番の過ごし方まで、とやかく言わねぇよ!なんなら、その日、泊まれよ!」


弘「やった!!渉に聞いてみる!!
ありがとうございます!!」



慶太郎は、巡察に出ている為、伝言を頼まれた


弘吉は、走って帰って行った




男だとバレるか、渉が体調を崩すか

どちらが先かってくらい


現状は、厳しいそうだ



巡察から戻った慶太郎に、弘吉からの伝言を伝えた



慶「え?いいんですか?」


土「渉と弘吉は、もう新選組に馴染んでる門番もすんなり通すくらいだ
どおってことねぇだろ?
近藤さんには、俺から言っておく」