*武士の花*~花は桜木、人は武士~

土「で?近藤さんとどんな関係なんだ?」

桜「それは……」

弘「妾?」

桜「違います!!」

弘吉め!!からかってるな!!


弘「俺達は、新選組だ!
近藤さんの仲間、大丈夫だ!話してみろ」



土方さんの記憶は、ちゃんと消えてる

弘吉に合わせよう


桜「沖田総司さんのお世話をさせて貰ってて、文を届けていました
あんなにお優しい方が亡くなるなんて
とても悲しくて」

土「総司といるのか!!行方知れずで
困ってたんだ!!会わせてくれ!!」

桜「お仲間なら、良いですよ」


沖田、驚くだろうな








桜「ただいま戻りました」


大きめの声で帰宅を知らせて


桜「どうぞ」

2人を家の中に招き入れた


廊下を進むと沖田は、縁側で座っていた

桜「総司さん!!羽織を掛けて下さい!」

沖「おかえりっ……えっ土方さん?弘吉?
ええええええーーーーーゲホッ」

桜「もう…総司さん!叫びすぎです!」


せっせと羽織を掛けて、背中を擦る


桜「お茶入れてきます」


土方さんと弘吉にペコリと頭を下げ

お茶と一緒に、ぜんざいを温める


桜「どうぞ」

弘「お!ぜんざい!!」

土「あ~すまん!俺は、甘いの苦手で」

沖「大丈夫!桜のぜんざいなら、食べれますよ!」

土「総司も言うようになったなぁ」

弘「いただきます」

土「……いただきます」

弘「旨ぇなぁ」

土「食える!!んめぇ!!」

沖「美味しいです」

土「うん!こんな、うめぇぜんざい生まれて初めて食ったぞ!!総司!!
良い嫁を貰ったな!!」

胸がシクシク痛む

桜「ふふふっ 誉めすぎですよ
総司さん、私お隣にお裾分けしてきます」

弘「悪い、厠どこだ?」


私が席を外すと弘吉がついてくる


弘「大丈夫か?」

桜「うん!驚きすぎて、心臓が良くないけど、平気!」

弘「体もだけど、土方さんの事……」

桜「うん、辛いね
でも、大丈夫!ありがとう」

精一杯、無理矢理にっこりしてみる

弘「牡丹から文が来た
元気な男の子だってさ!」

桜「あたったね!!」

弘「あぁ、名前… 慶太」

桜「渉にしてよ!」

弘「もう、文を送ったから無理」


なんて、話をしてお隣へ


お隣のおばあちゃんは、話が長い

いつも、長すぎて疲れるけど

今日は、助かった


「桜ちゃん!ありがとうねぇ」


半時も話を聞いた