~土方歳三~


年が明けた


慶応2年



「弘吉、幾つになった?」

「20です!」

「そうか……」


なら、渉は18そろそろ山崎と正式に夫婦にしてやりたい


「土方さん……
余計なことしないほうがいいですよ」


は?


「渉と山崎さんをどうこうしようかとか
余計な世話ですよ?
2人は、あれでいいみたいだから」



洗濯物を楽しそうに干す渉


それをニコニコと見ている山崎





暇さえあれば山崎は、渉を遠目に見ている




匂いで人気を感じる渉は、山崎に気づかない




土「よう」

烝「副長…弘吉…」

弘「なれたもんだなぁ?」







何も語らず、3人で渉をみた