ガターーーン









家の戸を思い切り開けたら、外れた


静かな家に入ると、男らが

1、2、3、4、5、6人


のびている



縁側の柱に踞っている七重に近づき

トントン

床を叩く



「烝さん?」


合図を決めててよかった


俺もこいつらみたいに、なるとこやったな


抱きしめ、頷くと


「遅い!!」


ホンマ……


なんちゅう女に、惚れたんやろ



可愛らしくてしゃあない



怒ってるくせに、必死に抱きしめ返してくる










原「おっと!!取り込み中かい?」

藤「/////ごめん!!」


「原田さん、藤堂さん、ありがとうございます!
なんか、コイツがやっつけたみたいで
連れてって貰えますか?」


ちょっと放れろと、肩を押しても
伝わらず

ペシ


後ろ頭を叩く


「大事にするんじゃなかったの!?」


ぷんぷん怒りよる


手に原田さんと藤堂さん、来てくれたと書くと


「ちょっと来て!!」


2人を呼ぶ


クンクン


「こっちが、原田さん!
こっちが、藤堂さん!」



どんな嗅覚やねん……


正解の○を書くと「ほらね!!」


威張る





この状況が、どうやら楽しいらしい