弘吉と渉が昼すぎに、ぜんざいを持ってきた


沖「わぁ!!白玉入りだぁ!!」

渉「こら!沖田!!ひとり2個だ!!」

沖「僕は、特別に3個!!」

渉「んのやろ!遠慮しろ!!」


久々の小競り合い

なんだかんだ、3個やってる


ちゃんと総司の分を3個にしてたんだろ?

総司にあまいよな









ぜんざいのおかげで、屯所が賑やかになる


皆が、がっついてる間

山崎と渉が、場を離れた


見ないようにしてるのに、目が渉を追っているんだ


駄目だな……




弘「もしかして……」

「ん?なんだ?」

弘「土方さん…渉が好き?」

ゴホッ


弘「図星かよ!
本当、男にモテるよな……」


「ばか!変なこと言うからだ!」


弘「隠さなくてもいいよ!
渉の女顔は、神がかってきたからな!
色男も虜にするってこったな!」



…苦笑いだ




弘「渉の沢庵どうぞ!」




完全、冷やかされてる



「どうも」




素直に沢庵を貰って、頬張る



うめぇ




弘「渉と山崎さんって、まだ恋仲じゃないらしいですよ?」



聞いてねぇよ


弘「土方さん、俺はずっと渉といたから
渉が土方さんを好きなの気づいてるよ
想い合ってるんだから、恋仲になれよ!」


「そりゃあ、男と女の話だろ…」


弘「そうかもしれねぇけど、山崎さんにとられるぞ?」



「そんときゃ、祝ってやるさ」




弘「余裕だなぁ?」





 
んな訳ねぇだろ