「あははっそっか。」
リンのこういう所好きだ。
和む。
「話そらさないで、なんでマネージャー?」
長い髪の毛を揺らして私を覗き込んだ。
ふわっといい香りがする。
「好きってわけじゃないんだけど、フォームがかっこいい先輩がいるの。」
「へぇ、それで、その先輩がどうしたの?」
「え?」
「まさか未愛、それを見ていたいからやるとか言わないよね?!」
……その通りなのですが。
何かだめなの?!
「その顔は図星ね。マネージャーってのは、楽しそうに見えて精神的にも、体力的にも辛いんだよ?
それだけの理由で最後までできるの?」
精神的にも……か。
試合に勝ったら嬉しいだろうけど、負けちゃったら…。
いや……でも……
「上野先輩は負けたりしないよ!きっと!」


