with tears ・※*。゚涙をためて



「あははっそっか。」

リンのこういう所好きだ。

和む。


「話そらさないで、なんでマネージャー?」


長い髪の毛を揺らして私を覗き込んだ。

ふわっといい香りがする。


「好きってわけじゃないんだけど、フォームがかっこいい先輩がいるの。」

「へぇ、それで、その先輩がどうしたの?」

「え?」

「まさか未愛、それを見ていたいからやるとか言わないよね?!」


……その通りなのですが。

何かだめなの?!


「その顔は図星ね。マネージャーってのは、楽しそうに見えて精神的にも、体力的にも辛いんだよ?
それだけの理由で最後までできるの?」



精神的にも……か。

試合に勝ったら嬉しいだろうけど、負けちゃったら…。

いや……でも……


「上野先輩は負けたりしないよ!きっと!」